■オランダ・アムステルダム・
ゲイ旅行の勧め Vol.3■
●アムステルダム・ゲイ施設 
 Netherlands Amsterdam

■■ アムスのゲイスポット ■■

 世界ゲイ施設ガイドブックの『スパルタカス』には、アムステルダムのゲイ施設としてバー・カフェ・クラブが40店ほど、ゲイショップが8店、エスコートボーイが6店、ゲイサウナが5施設、ゲイホテル・ゲストハウスが30施設ほど載っています。

 アムステルダムは、いわゆる『ゲイが長期滞在する』ということに関して、会話による交流施設やアパートメントなどが充実していますが、外国人観光客を歓待して売り上げを上げるといったようなところでは無いという印象を筆者は持ちました。

 その証拠に『ゲイの都』と言われている割にはキチンとしたゲイサウナは同系列の2施設のみ。他は日本で言えば『ヤリ部屋』に毛が生えたような施設のみでした(2003年時点)。大施設ならともかく、小さな施設に東洋人が一人で入っていくのは正直ちょっときつい(入ったけど)。

 筆者のうがった見方ですが、アムステルダムは、ヨーロピアンのゲイの逃げ場、つまりゲイに理解のないヨーロッパの国々のゲイが来るところ、そんな感じがします。

 アムステルダムのゲイ施設は街全体に点在しています。ゲイが集中してたむろしているような場所は見あたりませんでした。どの施設も入り口はひっそりしていて、ゲイサウナなど一部の施設では入り口でブザーを押し入場するシステム。レインボーフラッグを掲げている割にはいささか閉鎖的な印象を持ちました。

 これも意外だったのですが、アムステルダム街自体、夜の8時頃にはひっそりとしてしまう。ゲイに限らず夜になると旅行者や住民はそれぞれの目的の施設に潜り込んでしまうようです。



◆露出バーの醍醐味 スタブルマスター Stablemaster
 

 まあーここは筆者が個人的に気に入っちゃいました。今回のゲイ旅行でいちばん面白かったがもココ。短い滞在の中2回行ってしまったほどです。

 このバーは木曜日から月曜日の夜9時から『ジャックオフパーティー(Jack off parties)』というのをやっていて(と言うかそれだけのためにオープンしている。他の曜日は休み。注・2003年時点)、早い話ココは全裸露出乱交バー!

 「Jack off」とは「せんずる」って意味。同じ発音の「jerk off」には「グイっと脱ぐ」とか、同様に「せんずり」の意味もある。「Jack」自体には「野郎」の意味もあり、「Jack off parties」は、つまり「野郎の露出せんずりパーティー」ってなところ。

 ストリートに面した入り口のベルを鳴らすとドアを開けてくれる。「インターネットで見た」とか「ジャックオフパーティーに来た」とか言えば問題なく入れてもらえます。

 入るとすぐにここで脱いでと言われる。そこはもうバーの中、すでに20人ほどの素っ裸男がカウンターに座ったりしている。筆者みたいな東洋人は珍しいのか、いっせいに注目。その注視の中全裸に…。そのマゾっぽい状況がたまらんです。それだけでおっ勃ち!ブリーフをおろすと勃起したチンコがベロンと剥き出し!

 ドリンクカードをもらって好きな席へ。このドリンクカードは数枚綴りになっていて、ドリンクを注文するごとにカードにチェックを入れる。店を出るときに精算するというシステム。

 お客さんは30代から50代の白人がメイン。黒人も数人。東洋人は僕だけ。この文に付けた写真はスタブルマスターのホームページから拝借していますが、こんなの大人しいほう。写真のようにパンツ履いてる人はひとりも居ませんでした。みんな勝手にオナったり、歩き回ったり、乱交状態になったりしてる。

明るさは(写真のように)このくらいのなので、露出趣味者にはなかなかソソります。

 中央に上階のトイレへ向かう螺旋階段があり、そこをチンボおっ勃たせでプルプルさせながら上がったり下がったりするのが快感ですね。日本に帰ってから友人にこのことを言ったら「女王様のお披露目ね」って言われた。まあそんな感じです(笑)。

 スタブルマスターはこの露出バーの他にホテルも併用。ホテル宿泊者はこのバーに出入り自由とのこと。

Stablemaster Hotel and Bar
営業時間:木-月 9PM-1AM目安
住所:Warmoesstraat 23 電話:+31-20-625 0148 URL: http://www.stablemaster.nl/
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