■最後のバンコク■
ファイル2

  このコーナーは筆者(fanta)が、2012年にバンコク旅行した記録を後日、筆者の日記ブログ『ファンタサイケダイアリー』に執筆したモノを『海外ゲイ旅行の勧め』用に再構成したものです。長文ですので前後編に分け、この「ファイル2」は後編です。
 
2012/4/27(Fri)  最後のバンコク・その15 86番と一緒にシャワー
 86番と3階の廊下を部屋に向かう。なんかこんなの久しぶりで、ワナワナしてたような気がするな。部屋のキーもスムーズに開けられなかったような記憶がある。

 部屋に入って、キーをキーセットに・・。キーセットすると自動的に部屋の照明が全部点く。

 思わず『あっ!しまった!』と思ったのが、そもそも筆者(fanta)が、人を部屋に入れることを想定して部屋を出ていないので、いろんなモノがバラバラと部屋に散らばってる。

 さっそく86番が、ベッドの上に散らばってるモノをベッドに乗り上げて片づけたね。仕事やる気なんだよ、この子・・。

 まあ、いずれにせよ、『やること(エッチね)の説明』はしておこうと、まず「(86番のケツを示して)ノーヒヤ、(fantaのケツを示して)ノーヒア」と言う。『2人ともケツはやらないよ』という意味はすぐに分かって、嬉しそうな顔して「マイポリシー!」と86番は言ったよ。

 それこそあなた(86番)のポリシーなのではなく、マイ(fantaの)ポリシーなのですが・・。まあ、分かったんだからいいよ。

 次の説明がなかなか分からない86番・・。
 fantaが、86番の服の上から肩を優しくなでるようにして、「ソフト・・」。fantaが86番の手を取って、fantaの身体をそっとタッチさせて、「ソフト・・」と言う。これが分かんない・・。「????」状態の86番。

 「カインドネス。ナット、ハード(優しくね、ハードじゃなく)」って言ったかな? 「ああ、ああ・・」みたいになんか分かったみたい。まあ、いいでしょう。

 fantaはサッサと服を脱いでバスルームへ。86番に「クロス、オフ!(服脱いで!)」と言っても、携帯でなんかやってる。『そんなもん客の部屋に入って失礼だよ』と思うが、今から考えると店への場所報告かなんかかもしれないな。

 『携帯やります』と一言でも言えばいいんだけども、ここはタイ、ボーイは外国人、二十歳のまあ子供だ。fantaは終わるまで待ったよ。

 「どう?終わりました? じゃあ、服脱いで、身体洗って!」とfanta。86番、服を脱いでチンコ隠して、バスルームに入って来る。

 ちょっとその前に。fantaが男を買った時のポリシーとして、『ボーイを部屋に一人にさせない』というのがある。これはボーイを信用するしないに関わらず、盗難などのリスクがあるからだ。だから、バスルームを交互に使うなどという情緒のあることはしない。ボーイと一緒に入って、ボーイに洗わせることにしている。

 『はい、チンコ見せて!』と86番の手をどかすfanta。
 綺麗な白い細長い包茎で、先が皮あまりでした。包茎好きなfantaにとって、『こりゃ良いわ・・』と心底思いましたね。
 剥く暇が無くて、隠していたのかもしれないね。

 「ベリーグゥッ!(いいね)」。じゃあ、バスタブの中に立って、「ウォッシュ!(洗って!)」と言っても分からない。

 2人でバスタブ入れば、『洗って!』ぐらい分かるだろうよ・・。石鹸をゴシゴシみたいなジェスチャーでやっと分かったみたい。

 身体洗ってもらって、fantaが先に出た。
 バスタオルで身体ふきふき、86番の持ち物をボンヤリと見たね(上からね。もちろん中は見ない)。地味にオシャレなバッグでした。着てる服にせよ、86番はいい意味で、地味っぽいオシャレセンスなんだなぁと思いました。

 同時にこの瞬間(つまりバスルームの時間差)って、やはり危ない時間だなと思いましたよ。バッグ開けてお金少し盗っちゃうなんて出来ちゃうもんね。もちろんそんな事しませんよ。

 バスタオル巻いて、86番が出てきた。さっそくベッドだったと記憶します。
 どうもエッチそのものになると、記憶がドンドンなくなっていく傾向がfantaにはあるように思います。今、書かないと忘れちゃうと思う。

 おぼろげな記憶ですが、多分、もう情緒も何もなく、fantaのチンコをシコらせたんだと思う。途中で69の体勢にして、86番のチンコを観察・・。半勃ちだったのが、ムクムク勃ってきた。勃ちきっても先は被ったまんま。

 剥いたらどうなるかと思って剥いてみた。難なく綺麗に剥けた。匂いを嗅いでみた。無臭だった。ちょっと残念だけど、『凄い綺麗なチンコだ!』と思いましたね。

 さらに続きます。恐縮です。

 
2012/4/27(Fri) No.2 最後のバンコク・その16 何で写真を撮らなかったのか?
 まあ、思い出してみるもんですね。自分の記憶違いに、ここに来て気がついた。『最後のバンコク・その9』の灰皿のくだりです。

 『最後のバンコク・その9』の文面はそのままにしておきますが、自分の記録で自分が記憶違いをそのままにしてるのも、どうも気持ちが悪いので、こっちで正確なのを書きます。

 『その15』で、86番と部屋に入ってエッチの前のバスルームなんですが、その時、筆者(fanta)は素っ裸でセブンスターに火を付けたんですわ。当然、灰皿があると思い込んで・・。

 そしたら、部屋に灰皿が無いのでしょうがなく、バスルームの洗面台で灰を落として何とかしましたけど、丁度その時、86番は携帯をピコピコやってたんで、fantaの「ごめん、灰皿が無くて・・」は、相殺された訳。

 話前後しますが、86番とエッチが終わって、86番が帰る時、「俺も一緒に出るから」と一緒に出て、ホテルのレセプションに灰皿の件、「ノースモーキングルームなのか云々」を言ったんだわ。

 何で、この時、レセプションと長々と何の話をしたんだろうとズッと思ってた。つまり、『最後のバンコク・その9』の灰皿の件がここに来るんです。

 実は、『最後のバンコク・その9』の時点での部屋の喫煙は、『ちょっと早いな』と思ってはいたんです。だって、『最後のバンコク・その9』の時点では、直前に外の喫煙所でコーヒーと共にタバコ吸ってるんだもの。

 とにかく、『最後のバンコク・その9』のホテルに着いた時点では、灰皿確認せず、シャワー浴びてサッサと出かけちゃったんですよ。その時の計画はゲイサウナ2店だけだったから、部屋も散らかしっぱなしで、夜着、夜出だったから、ルームサービスも無かったという訳です。

***************

 さて、話、ちょっと戻ります。
 86番のチンコがとても綺麗だったところから。もちろん、シャワー後すぐだから、2人とも素っ裸。

 特に印象深かったのは、86番は、基本、あぐらかいて座ってる形で、横になっているfantaのチンコ、シコってる訳ですが、86番のチンコあたりに顔を置いているfantaには、86番の身体が見上げるように見える。

 あぐらのような前傾姿勢でも86番のスタイルの良さは崩れず、腹筋部分が綺麗に柱のように見えた。また、胸も綺麗な形のまましっかりと見えた。

 86番は、二十歳で若いんだから当然、という事もあるでしょうが、fantaにとっては、こんなにスタイルの良い若い身体は、初めてと言ってもいいくらいでした。

 で、『何で写真撮らなかったの?』とお思いでしょう。正直に言います。忘れていたからです。カメラありましたよ。ただ、そこまで思考が廻っていなかったというのが、本当の話・・・。実に悔しいと、今でも思う。

 顔は撮らさせなくとも、身体は無問題ってことは、充分有り得るしね。
 さらにこの後、写真については驚くべきことがあり、当然、撮ってしかるべきでした。

 まあ、次の項で言います。恐縮です。

 
2012/4/28(Sat)  最後のバンコク・その17 ボーイが客をコレクション!
 とにかく86番のプロながらも初々しいチンコは感動もので、なんで写真撮らなかったのか悔やんでもしょうがない。

 筆者(fanta)のチンコしこってた86番は、fantaのチンコの尿道をバスタオルで拭き始めた。

 『なんでそんなことするんだろう』と、この時は理由が分からなかったが、後で気がつきましたね。fantaのカウパー腺液を拭いていたのだ。セーフティーのために・・。

 あんまり意味ないような気がしますが・・。86番はこの後、fantaのチンコ、フェラするんだから。

 まあ、カウパー腺液が大量のままフェラするよりは、少しはましかもしれない。
 とにかく86番のフェラです。

 fantaはfantaで気を付けてはいますから、『ああ、これで唾液感染の可能性が出たな・・』と何となく思うが、そのまましてもらってました。

 86番のフェラは、気持ちいいと言うよりも、フェラしてもらうこと自体が嬉しいという気持ちが強かったですね。

 ただ、フェラはフェラでも舌使わない、カポカポという感じ。たまに休んで、またバスタオルで拭く、この繰り返しのフェラ。

 fantaも無性に、86番の綺麗なチンコを口に含みたくなって、最初は玉舐め、竿舐めだったんだけど、カポッと亀頭から口に含んじゃいました。86番のチンコにはカウパー腺液出てませんでした。
 fantaの方も、舌を使わず、カポカポってな感じ。いや、1回だけ、カポって感じかな。

 そのうち、86番は、手こきに集中。時々イキそうになるので、fantaが86番の手を止めた。

 3回目ぐらいに手を止めようとした時、86番は手こきを止めませんでしたね。明らかにイカすモードに・・。

 『ほとんどイヤらしいエッチを何もしていないうちに、イっちゃっていいのだろうか?』とチラッと思いましたが、ここで、fantaが抵抗して、何か他のエッチなことをするアイディアもなく、そのままいかされました。

 86番がfantaの精液をどうしたのか、ちょっと覚えていません(バスタオルで拭いた?)、とにかくフィニッシュ。

 fantaは特に86番をイカす気にはなれず・・。このまま終了モードに・・。まず思う事は『シャワー』ですが、86番がfantaを抱きしめようとする。

 プロのマナーなんだろうが、『いいよ、いいよ、もう出したんだから』とfantaはそっけない。86番の手を振りほどいちゃいました。

 どのタイミングだったか忘れましたが、部屋で86番が、「僕はあなたを忘れない。そしてあなたも僕を忘れない・・。僕たち二人は・・」ってなことを言い出し始めたので、「はいはい、分かったよ」と軽く受け流してしまうfanta。

 86番は「シー・ユー・トゥモロー?(明日会える?)」とか言ってるが、fantaはそっけなく「ノー」。君は良いけど、同じボーイ2晩続けて買うほどリッチでも酔狂でもないわ。上手く言い廻したいところだけど、あんたどうせfantaのブロークン・イングリッシュが分からんだろ。

 再び2人でシャワーを浴びて、服を着る。

 『ああ、金か・・』と重要な事を思い出し、『1500バーツだったな』と財布を見るが、何と細かいのが1枚もない・・。ボーイにお釣りもらう訳にもいかんしなあ・・。『えーい!』と思い、札2枚出しましたよ。常連さんに怒られそうなんで、具体的金額は言いません。

 とにかく86番は、「サンキュー」と受け取った。まあ、fantaのこの日の計画破たんと思考の疲弊が、財布の中に表れたってことですね。

 「買い物するから一緒に出よう」とfantaと86番は一緒に廊下へ。
 突然、86番が、「ストップ!」と言うから振り返ると、携帯カメラをfantaの方に向けている。「マイ・メモリー」とか言ってるよ。おいおい止めてくれよ、ボーイが客の顔写真を撮るなんて聞いたことないわ。

 慌てて、「ノー!ノー!、ノーサンキュー!」と言ったよね。もう撮ったあとかもしれないが・・。
 あの、なんですか? 最近のボーイは客の写真をコレクションするもんなんですかね? 信じられん・・。

 エレベーター口のセキュリティにキーナンバーを見せ、「問題ないか?」と訊かれ、「問題なし」と答え、86番のパスポートは彼の手に戻った。

 fantaは、灰皿の件があったのでレセプションへ。86番は、「バーイ!」とホテルの外へ出てった。
 レセプションは、「灰皿届けるから部屋に居てくれ」と言う。『86番とコンビニで買い物したかったんだけどなぁ・・』、まあ、いいやと部屋に戻る。

 数分後、灰皿持ってきたおばちゃんの顔の記憶を最後に、この後、記憶がありません。多分、夜中の3時頃、日本時間だと朝の5時頃だ。ほぼ24時間起きっぱなしだったということになる。

 この後、まず間違いなく、タバコを吸って何か飲んで、処方されている眠剤と安定剤飲んで寝たんだろうと思う。
 灰皿来てから、ひょっとしたら、コンビニ行ったかもしれません。記憶は無い。

 86番は良かったですよ。fantaが疲弊していなかったら、もっといろいろいじくり倒してたと思う。

 唾液感染で注意すべき、淋病と梅毒は、数日後に症状が出ていないので、大丈夫でしょう。HIVが移るようなことは、してないと思う。

 いずれにせよ、この日はこれで終わりです。思い起こしてください。この日は、実に『最後のバンコク・その3』から始まっているんです。
 
 明日に続きます。恐縮です。

 
2012/4/29(Sun)  最後のバンコク・その18 『バビロン』しか選択肢が無い
 バンコク2日目、この日がバンコク最後の夜になる。

 とにかく昨日がああゆうことですから、計画はグチャグチャ、昨夜も何も考えずに寝てるんで、この日、起きたのが何時だったのか、いずれにせよ、午後ですよ。午前中に起きてもやることないってことは身体が覚えてる。

 多分、午後1時半とか2時とかだったんじゃないでしょうか。

 『こんなインスタントコーヒー飲まねぇよ』なんて思ってたんですが、バスルームの洗面台から備え付けのポットに水入れて沸かして、コーヒー飲みましたわ。

 さて、今日はどうしようかと考える。無駄にはできませんからね。

 本来の計画では、『早い時間からボーイズバーを廻ってオトコ2人買う』だったんですが、昨日ひとり分使っちゃったし、そもそももう筆者(fanta)がイっちゃってますからね、もう若い子じゃないから毎日ガンガンいけませんのですよ。

 つまり、昨日1発やっちゃったんで、今日は心身ともにやる気じゃないんです。簡単に言えば。

 どうしようかな・・と、コーヒーとタバコしながら、ボンヤリと考えましたよ。

 今更観光したってしょうがないんだし、じゃあ、この時間に開いているゲイプレイスは・・と・・。
 昨日の計画にあった『サウナマニア』と、『Farose Sauna 2』に行くには早すぎるし・・。
 ああ、あるじゃないの『バビロン』・・。

 『バビロン』は、旧バビロン含めて何度も行ってるが、少なくともこの5年半は行ってはいない。

 『よしバビロンだな。その後は行ってから考えよう』と出発準備。
 昨日と同じに『サウナマニア』と、『Farose Sauna 2』の資料をリュックに入れて、ホテルの外へ・・。

 ホテルの前でタクシー捕まえて、「バビロン」で通じたね。fantaが「この先!」と前方を示したが、タクシーの運転手は、「違うよこっちだよ、と後方を示した」。運転手の方が詳しいよ。

 ホテル『タータワン』から『バビロン』は、2キロないでしょう。歩いても行けるくらいだから。fantaが1996年ごろ初めて『旧・バビロン』へ行った時は、歩いて行きましたから。

 『バビロン』にはすぐに着き、右手の『ホテル・バビロン・バラックス』じゃない方だと思い、左手に行ったらガードに止められたよ。左に行きすぎた。『バビロン』の入り口ってこんなに『バラックス』とくっついてたっけ。
 まあ、通常入場。逆にfantaの記憶以上のモノが無いので、何となくがっかり・・。

 毎回思うんですが、この『バビロン』のロッカールームですが、設計上、どうも夢が無い。これからパラダイスに出発という感じが全然しないんですよ。別々のロッカールームが向かいあって、その間に狭い廊下があるってのが原因だと思うけど。もちろん豪華さは以前と変わらず、衰えてはいない。

 この設計の頓珍漢加減は、多分わざとだと思うけど、『バビロン』内部いたるところに言える。トイレの中を通らないと、カフェテラスに出られないなんて、一種のギャグだと思ってますけどね。

 さて、2日目が意外にも『バビロン』から始まったということで、
 さらに続きます。恐縮です。

 写真は、上から「レストラン1」(『バビロン』にはレストランがいくつもある)、中は多分、サウナの受付だと思います。下は、「レストラン2」からプールを望む、です。
 これら写真はここからいただいてまいりましたが、ゲイの場所だとは思えないよね。勘違いして来る人も居るんじゃないかな? それでも客取れればいいという戦略なのか?

 
2012/4/30(Mon)  最後のバンコク・その19 『バビロン』でぐだぐだ(文もぐだぐだですsorry)
 この項は面白いことが何もないので、全部ひとつにまとめました。ダラダラ長いのは筆者(fanta)の記憶の記録に過ぎません。

 要は『バビロン』に入って3時間ほどウロウロして出ただけの話です。唯一ラストのバイクタクシーで光明が見えるのみ。お急ぎの方は、この『その19』を飛ばして次に行かれて一向にさしつかえありません。恐縮です。

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 はい、『バビロン』です。なんで『バビロン』かと言うと、他の場所に行くための時間つぶしに過ぎませんが、一応、スポットは見て回ろうってな気にはなってます。

 何だかんだ言っても、筆者(fanta)の知る限り、ここ『バビロン』は世界一のゲイ施設であり、多分、現実に世界一だろうと思いますからね。
 
 『バビロン』は、時間によって開けるスペースと閉めるスペースがある。なるべく限られたスペースに入場者を集め、出来やすくするという工夫をしている(これは他サウナでも多かれ少なかれあります)。

 ロッカールームのすぐ脇のダークルームに人が出入りしている。
 ほとんどが中高年の白人です。筆者(fanta)と同じく、時間をもてあました旅行者なのでしょう。今はここがスポットのようだ。

 実はfantaは、ダークルーム好きなんですよ。何の駆け引きもなく、チンコ触られるからね。チンコ触られれば気持ちいいですから。単純に。

 バスタオルを巻いて、ダークルームへ・・。ダークルームに入ったらバスタオル取って手に持つ、基本全裸。

 このダークルームの広さはどのくらいでしょうか? それこそ真っ暗なので分かりませんが、6畳2部屋ぐらいだと思う。

 何人かに半勃ちチンコ触られるが、fantaが動き回るので、すぐに手が離れる。fantaは他の人のチンコを触らない。まず間違いなくfantaのタイプとしない中高年白人だろうからです。

 そう言えば、昔、バビロンのダークルームでザーメン足にぶっかけられて、参ったことがある。どこの誰だか分かんないのにいきなりベチャ!ですからね。

 『バビロン』のダークルームには、真っ暗なところに潜んで、いろいろ悪さ(?)をする奴がいるんだよな・・などと思ってると、fantaのチンコをいきなり咥える奴がいた。それで上手くいく場合もあるのだろうけど、fantaは気持ちが悪いのでシャワーへ・・。

 一通り、その時間の施設内を廻って見ましたよ。人がまだ少ない時間だから、50%ぐらいのスペースは閉まってる。
 それでも40人ぐらいは居たでしょうか?

 プールはガタイ系の白人ばかり・・、サウナは入る気しないし・・、ジムは以前使ったことあるけど、今日は全然その気にならない。

 何となく施設内をペタペタ歩いてるうちに、もの凄い睡魔に襲われた。ホント眠かったです。

 昨夜(と言うか今朝)はしっかり長時間寝てるはずなんですが、もう寝るしかないというほど眠くなってきた。

 腰掛やベンチで寝るのもなんだし、やはりあそこしかないだろうということで、ダークルームの入り口に並んでる2畳ほどの個室、ここに入って、鍵かけて横になった。

 すぐには寝れないので、目を閉じてジッと丸まった体勢・・。個室の照明は全部消したから真っ暗。

 バスタオルは敷いているので全裸です。ふとタマを触ると、タマの裏からチンコの付け根あたりまで、何かセメダインのような物体が固まってくっ付いてる。

 こりゃ、ザーメンだわ、参ったなあ・・と思って、またシャワー。
 まず間違いなく、ダークルームでぶっ掛けられた(下から?)に違いない。
 もう固まっているのでなかなか落ちませんでした。『またかよ・・』と思いましたね。

 それでも眠いので、また個室。20分ぐらい居たんじゃないでしょうか? 眠いけど寝れず。
 起きだして、カットサロンの方へ・・。

 有料のパソコンブースがある。
 今回の旅行ではパソコン持ち運びせず、ネットカフェみたいのがあっても一切パソコンに触るのはやめておこうと思っていたんですが(仕事になっちゃうでしょ)、他にやることもなく、「日本語使えます?」と訊いてみる。

 「日本語使えません」ってことで、あっさり諦める。
 以前は日本語使えたんですけどね、ここでも日本力が弱くなってるのを感じた。

 『ああ、マッサージがあるわ』と思ったが、『バビロン』のマッサージは、本格的タイマッサージで、(チンコ触ったり)気持ちいいことしてくれないのよね。
 『まあ、それでもいい』と思って、階段登って、マッサージの受付ブースへ・・。誰も居ない。

 ふと奥の方を見るとスタッフ居るじゃないの・・。fantaを認識してるんだけど、こっちに来ない。呼べば来るんだろうけど、呼ぶ気もなくなっちゃった。

 以前は、カットサロンのところが、マッサージの受付だったんだけど、そんな気配無かったし、まあ、誰かに訊けばよいのだろうけど、『べつにいいや』って感じになっちゃう。

 今日は起きてから多分菓子パンしか食べてないので、さほど食欲は無いが、2階のレストラン(その18の写真上参照)に入ろうとする。が、『今日は終わり下へ』と言われる。多分この時点が、午後5時だったんだろうと思う。

 1階のレストラン(その18の写真下参照)で、なにか『お勧め定食』みたいのを注文。どんな料理だったか完璧に失念(多分シーフードの何か)。
 食事をしながらボンヤリと目の前のイスのカバーに描かれたイラストを眺める。

 このイラストが決定的になりましたね。『もうバビロンを出よう・・』と思わせた。
 そのイラスト、ネット上のどっかにあれば見せたいくらいですが、いわゆる「下手うま」のイラストですよ。

 そのイラストには、全裸の中年男が2人描かれている。ひとりはどう見ても不細工で、細マッチョでデカチン、腰突き出して見せつけている。亀頭、尿道がしっかりと描写されている。

 もう一人は後ろ姿で、前者のデカチンと競うようにケツを突き出して、アナルをこれ見よがしに見せつけてる。

 上手い絵だと思いましたよ。デザインとしてはいい線いってる。ただ子供に見せられる絵では絶対にないね。

 その時のfantaの感性では、『ちょっと耐えられん・・』と思ってしまった。昨日から続いている精神的疲弊感にこの刺激は強すぎる・・。

 『よし次のスケジュールを立てよう!』とレストランを出て、ロッカーに戻り、持ってきてあった『サウナマニア』の資料を出す。
 ロッカールームでは落ち着いて見れないので、この時間、オープンしたてのカフェテリアへ。

 コーヒーを注文し、多分、ここはタバコが吸えたので喫煙したように思います。
 資料をじっくり見るが、やはりこれは現場に行かないと分からないなぁ・・と思い、しょうがない、タクシー捕まえて訊くことにしよう。後はその時の判断だな、と思う。

 ロッカーで帰り支度をして、フロントで料金精算(レストランなど)、外に出る。
 目の前にバイクタクシーが数台並んでいたので、先頭のバイクに『サウナマニア』の資料を見せ、「サウナマニア?」と訊く。
 「オーケー!知ってるよ」とバイクタクシーの兄ちゃん。

 『ああ、良かった!』と心底思いましたね。
 さすが、『バビロン』に待機してるバイクタクシーだけあるよ。一応のゲイプレイスは押さえてるんでしょう。

 さて、ここから、話は晴れ晴れと活気を帯びてくるんですが、次に続きます。恐縮です。

 
2012/5/2(Wed)  最後のバンコク・その20 新展開・『サウナマニア』!
 さて、『バビロン』の前で待機していたバイクタクシーです。
 ドライバーの兄ちゃんに全てを託し、バイクの後部に座って、『サウナマニア』に向かう筆者(fanta)です。

 バイクタクシーの経験は過去にバンコクでありますが、やはり乗り慣れないので、多少ドキドキします。特に車の間や狭いところをスピードあげて走るときには、冷や冷やしました。と同時に、爽快感も感じましたね。

 バビロン地区の裏通りからサートン・タイ通りに抜けて、その大通りを60キロぐらいで疾走! それまでのモヤモヤ感が一挙に吹っ飛んだような気がする。

 それまで気がつかなかったのですが、バイクタクシーの利用者は多く、別のバイクタクシーが信号待ちで横に並んだり、前を走ったりしてました。

 バイクタクシーの女性利用者には、バイクの後ろに「横座り」しちゃったりして、『危なくないのかなぁ?』と余計な心配をしたりした。

 バイクタクシーは裏通りでスッと停まり、ドライバーの兄ちゃんが、「ここだよ」ってなことを言う。『え?もう着いたの?』って感じ。見回すと確かに『sauna mania』の看板が・・。

 言われた通り50バーツ渡す。高いのか安いのか、タクシーでも50バーツいかないくらいだろうから、安いってことはない。まあ高くてもいいです。日本円じゃ150円だ。いずれにせよ、この兄ちゃんには感謝です。

 階段を上がって、『サウナマニア』に通常入場。この時点で何時頃でしょうか? 午後6時過ぎとか、その頃じゃないでしょうか。まだ外は明るい。

 受付でカギを貰ってロッカーへ。確かロッカーへ行く途中にジムがあったはず。そのジムでは数人が普通にトレーニングしている。その風景に、何か活気の良さを感じました。

 ロッカーで着替え、バスタオルを巻いて、3階へ・・。

 3階だったか4階だったか、『この格子状のシャワーブースは見覚えあるな・・』と思いましたね。そうですよ。このゲイサウナは、5年半前にタイ人Bくんと一緒に来て、ガチブトちんこぶち込まれそうになったあの場所ではないの?
(ファンタサイケダイアリー・2010/5/30 バンコクで引っかけられた・前・中・後編、参照)

 なんだ、fantaはもうすでにここに来てた訳だ。時間帯の違いからか、あの時(夜10時過ぎだった)よりも活性化してるじゃないの。『あじあ男湯紀行』によると、ここのピークは早い時間らしい。

 一応最上階(5階?)までチェック入れて、3階に降りようとしたら、スタッフ(階段の門番)に「タオルを取って」と言われる。『望むところよ・・』とバスタオルを階段の手すりに結び付ける。

 後から確認して分かったのですが、この日は上手いこと『全裸デー』だったようです。
 すっぽんぽんのまま、前隠したりせず、ダークルームの方へ・・。

 後から思うと、多分『全裸が好き』みたいな人が、この日、この時間に集まったんでしょうね。このダークゾーンだけで20人ほど居ましたよ。全員タイ風アジア人に見えた。

 多分、午後7時かなんかで、全裸タイムスタートだったんじゃないでしょうか?
 fantaは上手いことこの時間にハマった訳です。『こりゃ、いいわ!』と思いましたね。

 続きます。恐縮です。

 
2012/5/4(Fri)  最後のバンコク・その21 ダークゾーンを満喫
 『サウナマニア』のダークゾーンです。筆者(fanta)は俄然、やる気になってます。

 この『やる気』ですけど、誰かとスッポリやるとか、そういうことじゃ全然ない。出す気でもないです。『じっくり遊ぼう!』ってなやる気です。どう遊ぶのかはこの後、言います。

 まず、ゲイサウナのダークゾーン、及び、この『サウナマニア』の全裸ゾーンがどうなっているのか、ザッとご説明しておきましょう。

 この日は『サウナマニア』の3階フロア全部が、全裸ゾーンです。みんな階段の手すりにバスタオルを引っかけて全裸に・・。

 前を隠す人なんて居なかったね。みんな好きで来てるんだろうから。この時間、このフロアだけで20人ぐらい、30代のタイ人風が中心、4,5人が20代ってな感じか・・。

 ハッキリと覚えている訳ではないんですが、この3階は、まず階段のところにスタッフが居て、そこには普通にライトが付いてる。

 そもそもダークゾーンは、基本、真っ暗ですからね、間取りの記憶がおぼろげなので、『あじあ男湯紀行』で確認すると、そこには「3F:ダークゾーン(個室、迷路、大部屋)」と書いてありました。

 この日は個室を開けっぱなしにした状態と迷路が、ダークゾーンになっていたんじゃないでしょうか? 大体ですが、20畳、2部屋分ぐらいの広さだと思います。大部屋の認識はfantaにはないです。

 他のところをfantaが知らないだけかもしれませんが、ここの特徴として、迷路の壁になる場所のポイント、ポイントにレーザー光線(?)の光が当たってる。つまり、『ココ壁だから注意』ってことがまずあるでしょう。レーザー光線のため点が映るだけで、真っ暗には変わりない。

 また、人が通ると、身体の形に細い線となって光が歪むので、『あ、そこに人が通った』と分かる訳。

 で、何が面白いかと言いますと、その階に居る人は、基本、みんなダークゾーンに入って行くから、場所によっては、”全裸満員電車状態”になるわけですよ。

 すれ違う時は否が応でも身体が触れるし、手のあたりにチンコがくるから、ついでに触ってみたり、触り合ったり・・。大体みんな半勃ちなんで、ノリが良ければそのまま扱き合い。

 だけど、みんな出すまではやらない。適当に気持ち良くなって、また次の人へ・・。それが面白いんですよ。

 迷路の角なんかが人が溜まり易くて、3人、4人で扱き合うこともある。このダークゾーンで出す人はあまり居ないと思う。だって出したらそれで終わりでしょ。

 何人ぐらいのチンコ触ったでしょうか?ダブルで触った人も居るから、それ入れて10人ぐらい? fantaのほうもそのくらいの人数に触られて、そん中からいい感じに扱きあったのが3人ぐらいでしょうか。

 3,40分ぐらい、この場所、あの場所、一通り廻って、他の人もみんな同じなんでしょう、一通り当たって、ピークが過ぎた感じになった。fantaも『ここはそろそろ引き上げだな・・』と思うと同時に、『ああ、面白かった』と思いましたね。

 『あじあ男湯紀行』には、「平日は夜7時前後がピーク」と書いてある。当たってる。流石ですね。この時点で7時40分頃と記憶します。

 階段のバスタオルを巻き直して、fantaは5階のテラスに移動。実はこの時、一連のダークゾーンでチンコのテンションが上がってる(つまり出したい)ので、どうやったら、”最後の締め”を作れるか考えていました。もっと正確に言えば、本能的に射精場所を探していましたね。

 今晩が最後の晩で、もう時間的に『Farose Sauna 2』には行かれないですし(明日の午後もバンコクだったら別ですが)、『この射精が最後のバンコクになるかも・・』と薄々思い始めていました。

 続きます。恐縮です。

 画像は-バンコク- Sauna Mania(サウナマニア) | ゲイリーマン、空を飛ぶ。 (gaytobu.com)さんから2点いただいております。
 
2012/5/6(Sun)  最後のバンコク・その22 ベランダでぶっ放そうと思ったら・・
 『サウナマニア』の5階はオープンテラスです.。天井が高いので、窓のないベランダのところまでスコーンと広々として見える。

 広さは、どう表現したらいいでしょうか、日本的表現をしたら、20畳×3室分がベランダまで並んでるって感じでしょうか。

 フロアには、スノコや植物のようなもので間仕切りがしてあり、ベッドやイスなどが6,7個置いてある。それぞれのイスやベッドは、完全に隠されている訳ではなく、遠くからでも”そこに人が居る”ことが分かる造りです。

 2フロア分以上あるだろう高い天井には、工場にあるようなスチール製の屋根になっています。

 とにかく、前回に来た5年半前にも思ったのですが、ここのベランダ部分が、完全に空と繋がっていて、ソソるんですよ。

 外の高いビルからは、ここのテラスの位置は確認できるでしょうが、確かこのフロアには、ろうそくか小さな電球しかなく、薄暗いので人自体は見えないはず。そのギリギリ感が露出魂をくすぐる訳です。

 一応、バスタオル巻いて、この5階テラスのフロアに上がった筆者(fanta)ですが、バスタオル取っちゃってたような気がします。だって、バスタオルしてる意味ないですもん。

 人はそんなに居ませんでした。4,5人がフロア全体にチラホラ見れるだけ。

 前回のダークゾーン、チンコ扱き合戦で、テンション上がってるfantaです。誰かとやりたいと言うよりも、出したいって感じが強かったですね。

 『サウナマニア』に入場してる人たちは、基本的にfantaの許容範囲。だから誰と出来ても構わないんですが、逆に言えば、『この人とどうしてもやりたい!』ってな人は特に居ませんでした。

 こっちのイスに座ったり、あっちのベッドに横たわったりはしましたが、特に展開は無し。

 明日は早くに空港だし、今日は遅くはなれません。計画に残っていた『Farose Sauna 2』に行くにはリスクがある。

 『よし、ここでもう出してしまおう。別に誰かと取り立ててコミュニケーション作る必要も無いんだし・・』と、ひとりでシコって出すことに決定。じゃあ、どうせなら、あそこの露出魂くすぐるベランダでぶっ放そうと思った訳です。

 続きます。恐縮です。

 
2012/5/7(Mon)  最後のバンコク・その23 露出射精
 『サウナマニア』の空と繋がった広々としたベランダに長椅子みたいのがあった。そこに座って全裸でオナニーを始める筆者(fanta)です。

 ダークゾーンのシコり合いで気分が高まっているためタチはいいし、気持ちいい。

 『ひとりでイちゃおう』と思っていたのですが、すぐに中肉中背っぽい人がfantaの傍らに来たので、『どうぞ・・』という感じで、何となくそちらに身体を向けた。そしたらすぐにチンコ触って来たね。正直嬉しかったです。

 fantaのチンコを弄ぶその人。『このままイカされていいや』と思っていたので、fantaはその人のチンコを触らなかったと思います。

 そうしたら、もう一人、綺麗な身体をした若めの人が、fantaたち2人の前に全裸で来ました。中肉中背の人は、その綺麗な身体の人のチンコも触り、fantaのチンコ含め、2本弄び状態に・・。

 『これはなかなか面白いことになってきたな・・』と思ったら、さらにもう一人が、fantaの目の前に全裸ですでに勃起しきったチンコを突き出してきた。

 あのですね。やっぱりみんなこの場所、好きなんですよ。特に今日は全裸デーなんだし、露出好きな人が多いんでしょう。

 『この場所はソソるな』とみんな思ってるところに、fantaが口火を切っちゃったんだと思う。

 チンコ突き出してきた兄ちゃんも結構いい感じです。fantaはその兄ちゃんのチンコを弄びました。ベランダでしばらく何となく4P状態・・。ここまでなるとは思っていなかったですね。

 そのうち中肉中背の人は綺麗な身体の方に集中、fantaは自分扱きと兄ちゃんのチンコに集中し、2人、2人、という感じになっちゃった。

 兄ちゃん、『しゃぶってくれよ』ってな感じで、カチカチちんこをfantaの顔の前に持ってきた。
 『ほらオーケーだよ!』みたいな表情の彼。う~ん、しゃぶってもいいけど、一応遠慮しときたいんですよね・・と思い、チンコ扱きを続けることに・・。

 そのうち他の2人は、この場から去り、兄ちゃんも去ってった。再びfantaひとり状態に・・。もういいでしょう。ここまでいろいろ展開があれば、fantaは満足ですよ。

 みんなが去ったらすぐにfantaは、発射準備状態・・。立ちあがって、テラス全体から良く見える位置で、腰突き出して、足震わせながら射精しました(書いていて恥ずかしいです)。

 テラスには5,6人、人が居ましたから、何人かにはfantaの射精を見られていたかもしれません。いや、見ていて欲しかったというのが本音です。
 精液は他の人が踏んでしまわないよう気を使い、ベランダの枠組み辺りに発射しましたね。

 後はもう帰るだけですよ。4階だったかの格子のシャワーで、身体を洗いましたが、隣でシャワーしてた青年が、なんかfantaを気にかけてたような感じでしたが、もう終わりです。

 ロッカー行って服着て、受付で、「スリウォン?(通りはどっち方向?)」と訊いて、「あっち」ということで、そっちの方へ歩いてく。

 『これが最後のバンコクのエッチかもしれないな』と思いましたが、fantaは、本当に満足です。

 この後、fanta自身の記憶の記録のため忘れないうちにバンコク出発まで続きます。エッチな話はないはずです。恐縮です。

 
2012/5/9(Wed)  最後のバンコク・その24 オトコを2人買うこと
 前回で、『最後のバンコク、満足です』みたいなことを書きましたけど、ひとつだけ心残りはある。それはオトコ2人買えなかったことです。

 まあ無理すれば買えない事も無いけど、初日に金使っちゃってるのと、出しちゃってるのに加え、疲弊感で、そもそもオトコ2人、コントロールできるかどうか怪しいもんです。

 それに今回で痛感しましたが、言葉通じないと、思うように行かないわ。
 過去にバンコクで2人買いの経験は、確か2回ありますが、片方が英語解るパターンでしたからね。

 それに筆者(fanta)が望んでる”3人でいい感じ”というのも、買ったボーイ2人の間で上手いこと絡めるパターンですから。

 そういうパターンは、マッサージ店で、”あえて”仲良さそうな2人を買ったパターンの1回だけでしたね。よっぽどの眼力ないとね・・。無理して出来るコトではないです。

 まあねえ、オトコ2人買って、『楽しく3P』が目標であるならば、確かにタイはオトコの価格は安いですが、そのためにバンコク行くんなら、やっぱり航空券代等考えると、それは日本で出来るし、日本の方が安いんじゃないんですか?ってな話だな。

 さて、『サウナマニア』から、後は、ホテルへの帰途のみです。
 明日の朝は早くに空港ですから、遅くにはなれません。予定してた深夜がピークという行ったことのない『Farose Sauna 2』は、スッパリ諦めです。

 夜9時過ぎた頃だと思います。『サウナマニア』のスタッフに言われた方向にドンドン歩いて行きます。近いルートを通れば、20分もしないで着くはずです。

 途中いかにも古き良きバンコクみたいな生活感あふれる通りを通った。もう夜ですが、子供が遊んでいたりと、ほのぼのとした通り。

 それを抜けると、これもまたいかにもバンコクといった、汚いような綺麗なような、古いストリートへ・・。
 石造りの歩道があって、歩きはしやすいが、屋台があったり、けっこう人混みで、人を抜いたり抜かれたりしながら歩く。

 ふと目の前に、『マクドナルド』が・・。ああ、このマクドナルド、5年半前にタイ人Bくんを思いっきり振っちまったとこですわ。

 いずれにせよfantaは、『正しい帰途の道を行ってるんだ』と思いましたね。だって、5年半前に、fantaはBくんに置いてきぼりくらって、ここから、ひとりでホテルまで帰ってるんですから。このマクドナルドでハンバーガーをテイクアウト。

 どこをどう通ったのか、とにかく華やかな方へ・・。
 途中、モノレールのサラデーン駅があったので、『ということは、ここはシーロム通りか・・、だったら、向こう側へ行かないと・・』と思って、サラデーン駅の高架をクロス。

 このあたりから『あれ?おかしいな?』と思い始める。今から思うと、そもそもシーロム通りを通ること自体がおかしいのであって、ホテルとは逆方向へ行ってる。

 ハッキリ迷いましたね。途中守衛みたいな人に「スリウォン?(通りはどっち?)」と訊いたりしましたが、いかにも危なそうな暗い通りに出て引き返したり・・。1時間ぐらい歩いてたんじゃなかったか? 汗かいて、疲れて、なんとかホテルに到着。

 コンビニに寄ったかどうか覚えてません。多分寄ったでしょう。
 部屋に着いて、ベッドが整頓されているのを見て、『ああ、ルームサービスが入ったんだな』ということと、『ああ、パッキング(荷物まとめ)しなくちゃ』と思ったのは覚えてる。

 まず間違いなくパッキングしたんでしょう。風呂入ったかどうか覚えてません。ホテル出るときに5時半のモーニングコールと7時のタクシーを予約してあるから、これで薬飲んで寝ていいはずです。確か午後11時頃だと思います。

 まだ続きます。空港までと、過去のバンコクを含めたfanta自身のまとめを書く予定です。恐縮です。

 
2012/5/11(Fri)  最後のバンコク・その25  ほとんど覚えていない空港
 バンコク3日目の朝です。朝5時半の旅行用目ざまし時計のベルで起きた。1分もしないうちにモーニングコール、「サンキュー」で切る。

 すでにパッキングしてあったのか、この後、パッキングしたのか覚えていない。いずれにせよ、シャワーを浴びて空港へ行く準備。軽食はコンビニで買ってあったものを部屋で食べたような気がする。ホテルのラウンジでは食事しませんでしたから。

 この朝は、ほとんど記憶にないですね。ホテルのレセプションで清算をしたのは覚えてるけど、金額のチェックも何もしなかったですね。今回のバンコクはホント、金に関しては疎いまんまでした。

 タクシーにどう乗ったのかも覚えていない。ただ、バンコク市街地から高速に入った景色は覚えてる。
 『これが最後のバンコクかも・・』と薄々思っていても、何の感慨も無い。

 空港への道は、ズッと敷居がある高速の景色なんじゃないでしょうか?(確証は無い)。以前のドンムアン空港のようないろんなメーカーの看板やビルが見えたりする景色ではなかったと思います。

 某国への飛行機のチェックイン。この航空会社の某国へのチケットのリコンファームは、バンコク初日にスワンナプーム空港で到着時に済ましてる(その6で書き忘れた)。

 後はほとんど覚えていない。覚えてるのは、ボディチェックで、客がみんなベルト外して、ヘロヘロしながら歩いてる様子・・。筆者(fanta)も『これが今のスタンダードなのか・・』と思い、ベルトを外し、ヘロヘロでボディチェック。

 パスポートチェックも記憶なし。記憶にないことを無理に思い出す必要もないでしょう。身体(頭)に悪いと思う。

 スワンナプーム空港の出国エリアは、この時が初めての体験なのだが、8日後ぐらいの日本帰国の時にもここへは来ているので、イメージがダブっちゃってる。

 ちょっと、スワンナプーム空港の感想を言うと、商店街としては華やかだけど、エスカレーターの機能性とか、客がパスポートチェックに長蛇の列作っちゃうとか、最新を誇れるほどではないなと思っちゃいました。

 あと次に思い出すのは、某国への機内の中だ。これは、『最後のバンコク』から話が外れます。
 今回の時系列での『最後のバンコク』の話は、ここまでですね。お付き合いありがとうございました。

 ああ、この8日後ぐらいにまたこの空港に寄っていくつかあるので、それ書かせてください。
 後は過去のバンコクの話とかもですね。
 『最後のバンコク』と言った以上は、自分自身のまとめにしたいと思いますので。すいません。

 写真はスワンナプーム空港の搭乗ゲートの一部だと思います。
 
2012/5/13(Sun)  最後のバンコク・その26 初めてのバンコク
 初めてバンコクに行ったのは、1996年か1997年か、その時の体験を『初めてのバンコク』として、そのまま当時のゲイ雑誌『薔薇族』の記事にしたから、1997年の春じゃなかったかと思う.。
 調べれば分かるが、調べない。まあそこら辺ですよ。

 その初めてのバンコクは、日本から行ったんじゃない。某国からバンコクへ行って、また某国に帰ってる。

 『初めてのバンコク』の記事は、某国で書いて、文面を日本にメールで送って、デジカメがまだ無かった時代でしたので、某国でプリントした写真を郵送で日本に送ってた。

 一緒にバンコクに行ったのは、某国で当時、筆者(fanta)が惚れてたノンケの某国人イケメン男性。バンコクに行ったのは、そいつと旅行して、やらしてもらえると思ったからに他なりません。バンコクの記事は後付けの理由ですね、正直な話。

 ですので、バンコクにはその某国人とエッチするのが目的であって、バンコクそのものはエッチじゃなくて、しっかり取材するのが目的でした。

 まだそのこ頃は、ゲイサウナ『バビロン』は、『旧・バビロン』で、今の『バビロン』より、200mぐらい東並び(?)にあったはずです。10年ぐらい前に確認したときは、『旧・バビロン』の場所は、建物そのまま残してマンションになっていた。

 『旧・バビロン』は、新『バビロン』に劣らず、豪華で、ゲイサウナとして優秀な場所でした。当時のネットなどの情報では、「旧の方が良かった」という意見も少なからずあります。

 特に「旧の屋上のテラスが良かった」という意見には、fantaも同感。あのテラスのムァっとした夜風と市街のビルディングの景色がバンコク情緒を醸し出していた。『新・バビロン』にはそういう雰囲気にいまいち欠けます。

 fantaは、当時のバビロンをしっかり取材するため、スポットに行ってはロッカーに戻って忘れないうちに紙に書くなんてことをしていた。

 1階だかのカフェテリアにしっかりとした見取り図があったので、取材と申し出した上で、写真を撮らせてもらった(内部は撮らない)。当時の『薔薇族』に記事が載ってるので貴重な記録だと思う。

 また、当時、バンコクにあったゲイサウナで、スクンピット通りに『オベリスク』(原語「Obelisks」)という施設がありました。

 『オベリスク』は、『バビロン』に引けを取らない施設で、規模としては『バビロン』の70%ぐらい。場所はバンコク中心地よりちょっと遠く、その点、不利でしたが、旅行者ばかり集まるということはなく、現地タイ人が多く集まっていました。

 この『オベリスク』も取材させていただき、取材写真には当時のスタッフの明るい笑顔が写っています。これも当時の『薔薇族』に載っていて『旧・バビロン』共々、今はなき、貴重な資料だと思います(探し出して載せてしまおうか?)。

 『バビロン』が力(パワー)だとすれば、『オベリスク』には品みたいなものがありましたね(施設としてね)。全部で11階建てか12階建てで、屋上に出てからさらに施設があったから、10階建てと間違えてる資料もあった。

 『オベリスク』は、何かタイで、ゲイサウナ取り締まりの時期が一時期あり(2000年代始め頃か?)、それを機にするように閉店してしまった。一時期復活の噂がありましたが、叶っていません。

 ああ、先に出した初回に一緒にバンコク行った某国人イケメンですが、バンコクの都会とゲイにビビっちゃって、女の性感マッサージ呼んだけど話にならず、その女のマッサージ、日本人のfantaばかりに気を使う。

 『俺はイケメンのためにあんた(女)に金払ってんだよ!』と思ったが、状況が収拾付かず。結局某国人イケメンがしたことは、fantaの身体をシャワーで全裸で洗っただけ。触らせもしない。

 バンコクの過去話、まだ続きます。恐縮です。

 
2012/5/19(Sat)  最後のバンコク・その27 2度目のバンコク 
 初回にバンコクに行った時は、確か『コロニー』という名だったか、そのゲイサウナにも行きました。

 その店を探してる道すがら、車が走る公道を小象を連れて歩いてる人がいて、初めて見る光景だったので、ジッと観察したのを覚えている。

 『コロニー』自体は、ほとんど人はおらず、取材にならなかったと思う。

 まあ、こう書いてみると初めての場所で、一人で、随分動いたもんだなあと思います。
 この時は、『旧・バビロン』か、『オベリスク』に、さらにもう一回行ったと記憶します。どっちだったかは忘れました。

 2回目のバンコクは、『薔薇族』で漫画やレイアウトをやっていたAさんと一緒に行った。これも筆者(fanta)が某国へ行くついでに、Aさんは某国旅行、経由地としてバンコクのレジャーということでした。1999年か2000年かその頃です。

 確かAさんの友達のタイ人Cさんが、空港に迎えに来たんだったと思うが、そこら辺のシーンはすっかり失念。

 とにかく、2泊か3泊のバンコク旅行は、タイ人Cさんにいろいろお世話になったことは確か。3人で、『旧・バビロン』へ行きました。ああ、この時初めて、ゴーゴーバーに連れてってもらってカルチャーショックを受けたんだ。

 あと、旅行者だけじゃ絶対行かれないような、バンコクの食事とか、バスとか、貴重な体験をしましたね。

 一度、チャオプラヤー川の船で、fantaがうっかりして船を降り損ね、次の船の駅で降りて、一人でタクシーでホテルへ帰ったことがある。先に船を降りていた2人も『fantaはホテルに帰るだろう』とホテルに戻り、ホテルで再会。Cさんが我々を連れて行く予定だったゲイサウナはキャンセルになった。迷惑かけましたが、まあ、fantaとしては旅行気分で楽しかったです。

 この後、fantaは某国で、長期滞在。バンコクINの格安チケットだから、当然、日本に帰る時に少なくともバンコク空港(当時はドンムアン空港)に寄ったはずですが、この帰りに空港から降りて、バンコク市内に行ったかどうかは定かではないです。

 いずれにしましても、この時以降、fantaは、『新・バビロン』や、振興ゲイサウナなどの取材、また、さらにその後、薔薇族で『バンコクツアー』をやったりしてる。

 またトランジットでバンコクに降りたりしてる訳ですから、何回行ったのか、もう分からなくなってます。

 先日含めて、少なくても6回以上は確か。ただ、長期滞在の経験は無いので、長期滞在の方が多い『あじあ男湯紀行』の情報は大変重宝しております。

 やっぱり、私ごとで恐縮ですが、今回『最後のバンコク』を書いて、正解です。何故なら、過去のバンコクを思い出そうとしても、行ったことさえ忘れちゃってる時期もありますからね。記録すべきだと思いました。

 バンコクの話、まだ続きます。恐縮です。

 写真はゲイサウナ『ザ・ビーチ』

 
2012/5/30(Wed)  最後のバンコク・その28 最後のバンコクの終わり
 さて、話の続きとしては、『最後のバンコク・その25』からになります。今までのバンコク全部書いていたらキリないですから、ここら辺で、『最後のバンコク』、締めにかかりましょう。

 1週間ほどの某国の用事を済ませて、バンコク経由で成田に帰る筆者(fanta)です。

 今回の旅行は、チケットを『成田・バンコク往復』を日本のHISで、『バンコク・某国往復』をタイのHISでと、別々のチケットで買ってますから、手荷物を成田まで直行で運べない。

 いや、キチンと言えば運べるかもしれないが、『どうせバンコクでの乗り継ぎ時間が長いんだから、荷物受け取って降りちまえ』と元々思ってた。

 某国からの飛行機は、バンコク、スワンナプーム空港に到着。
 荷物も空港(出国エリア)の外に出る訳ですから、当然fantaもタイ入国のパスポートチェックのカウンターへ・・。

 唖然としましたね。長蛇の列と言うか、パスポートチェックカウンターの待機エリアが、満員電車状態・・(正直、スリに注意しました)。
 少しずつ進みはするんだけども、そもそもカウンターが、入国者をさばききれない。問題だと思いましたけどね、まあ人の国の事だから、素直に列に並ぶしかない。

 今回も荷物はすぐに来ました。
 成田への飛行機のチェックインまで、3時間強あります。バンコク市内へ出るのも中途半端な時間だし、そもそも面倒でした。

 『何か空港で時間つぶしできるところを探そう』と、外の喫煙所でタバコ吸った後、カートで空港内(つまり一般エリア)をぐるぐる廻る。

 一般エリアの3階だったか、『フットマッサージ』ってのがあって、そう言えば、これまでにバンコクのあちこちでこの手のお店を目にしていたけど、ゲイ関係ないんで無視してた。

 試しにやってみようと、受付で90分コースだったかを申し込み、カートごと店の中へ。

 『90分も足マッサージで何やるんだろう?』と思ってましたが、いや、結構いろいろやりましたね。
 ジーンズをめくられて、裸足で足洗いから始まって、服の上から、上半身もやったような気がする。けっこう気持ちよく、すぐ終わった感じ。タイ人女性マッサージ師にチップをあげたような気がします。

 まだ時間が余ってたはずですが、何をしたのか記憶が無い。
 夜9時だったかのチェックイン。荷物をまた預けて、パスポートチェック。ここもほとんど記憶に無い。

 記憶があるのは、シャワーを浴びたくて、インフォメーションカウンターで、「シャワーはどこですか?」と訊いたら、タイ人女性スタッフが、「あっちです。そこ右!」と他のスタッフとおしゃべりしながら、おざなりに答えていたこと。『まあ、タイ人だな・・』とべつに気にしない。

 言われた方向に行くと、『フットマッサージ』が・・。さっき違う店でやったじゃんこれ、と思うが、目的はシャワーなので、受付で訊いてみる。シャワーだけもあるし、全身マッサージもあるそうだ。

 搭乗ゲート集合時間まで、あと1時間半以上あったので、シャワーと全身マッサージをロングタイムで注文。

 個室になってて、けっこうおしゃれなところでしたよ。タイ風あかすり部屋って感じですかね? 薄暗くて奥に敷居があるだけのシャワー。女の子(この場合、そう呼ぶのが適切)が、「シャワーが終わったころ来ますから」で、fantaはシャワー。

 シャワーの途中で、女の子来ちゃったけど、べつにfantaは全裸見られたってどうということない。

 一応バスタオルだけ巻く。日本のあかすりと体勢は同じですね。股間の部分だけ、バスタオルを乗っけてたんじゃなかったか。うつ伏せから仰向けになるときは、全裸でひっくり返るんだけど、女の子は、バスタオルをカーテンみたいにして見ないようにしていましたね。

 全身マッサージが終わった頃、fantaが乗る便の搭乗アナウンスがあったので、女の子から「お飲み物をどうぞ」と貰ったドリンクを手荷物に入れて、慌ててマッサージ店を出る。ゲートの場所をまだ把握していなかったんで慌てたんですね。

 時間より少し遅れて搭乗ゲートへ。目の前にスモーキングルームがあったので、ゲートチェックのスチュワーデスに「(タバコの仕草をして)スモーク!」と言う。「5ミニッツ!」と言われ、スモーキングルームへ。

 そりゃ、日本行きの飛行機のゲート前にある喫煙所だから、日本人ばかりでしたよ。
 ゲートチェックして、先に進むと、バスが待っていた。『なんだタバコ吸い終わるの待ってたのか・・悪いな』と思ったが、その後もけっこう待っていたので、遅れてくる人待っていただけですね。

 バスからH.I.Sチャーターのジェットエア・ウェイズ、階段で搭乗、席は窓側。バンコク時間深夜0時何分かにテイクオフ。
 窓から見るバンコク市街、及び、タイの地形は綺麗に見えましたよ。

 どういう訳か、街灯などがない自然の地形も夜の景色としてクッキリ見えた。
 飛行機の動きに連れてハッキリ見えるので、『この飛行機が横に照明でも照らしてるのか?』などと思ってしまいましたが、そんなことはないでしょう。月夜だったからか?

 地形が見えなくなるほど高度が上がると、今度は星が満天にクリアーに見えた。え?月も出てるんですよ。成層圏(?)に入るとこんな風に見えるのか? いずれにせよ、初めての体験でした。綺麗でした。

 さあ、後は寝るだけですね。朝食が出るらしいから、それまで寝ることに・・。処方の眠剤を少なめに飲む。

 どのくらい寝たんでしょうかね? 首を思いっきり隣の席に傾げていたのに気がついて体勢立て直して、そのまま起きてた。これ眠剤の効果ですよ。

 成田到着です。この後、疲れマラ(『疲れマラ』って知ってます?分からない方は検索して)で、横浜でひと悶着あるんだが、バンコクにもタイにも関係ないので、機会があれば書きます。

 以上、『最後のバンコク』、極力詳しく記録しました。ありがとうございました。

 

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