『海外ゲイ旅行の勧め』
ハワイ
ゲイ情報はありません。
70年代後半の思い出話です。


 筆者(fanta)が初めて行った外国です。19才の時でした。
 当時、日本ではすでにゲイ活動を行っていた筆者でしたが、このハワイ旅行は、父親の会社関係のツアーで、始めからゲイ活動は行わないことにしていました。ですので単なるハワイの思い出話です。

 ホテルはよく覚えてますよ。シングルですが広めの部屋で高層部。テラスがあって、ワイキキ海岸、ダイヤモンドヘッドが良く見える部屋。
 テラスで夜景を見ながら、濃い野菜ジュースにタバスコかけて、それチビチビ飲みながらタバコ吸っていました。

 5泊だったと思いますが、ズッと単独行動。今から思うと、ゲイ活動をやろうと思えばできてたね。当時適切な場所があったのかどうかは不明ですが。

 まあ、その発想よりも、当時の日本ではオトコのヌード本などは基本的には無く、無修正は海外でないと手に入らないという時代でしたから、「男性無修正ヌード写真本を買う」というのがひとつの目的でした。

 連日ホテルで自転車を借りて動いていて、アダルトショップを中心地から離れた多分ダウンタウンに見つけ、男性モノも多くあり、嬉々として買いました。

 初めての海外旅行でしたから、日本到着時に税関チェックがあることを帰国時当日まで気づかず、何気にスーツケースに入れたヌード本、ホノルルで航空荷物預けにしたままで、「どうしよう・・」と飛行機の中で焦りまくり。ホノルルから羽田(当時は全て羽田)まで思い悩んでいました。

 羽田のバックを受け取る場所にトイレがあり、「これは助かった」とスーツケースを受け取りトイレへ。スーツケースから本を取り出しトイレに置こうと思いましたが、たまたま掃除のおばちゃんが居たので、「これあげます」とあげちゃいました。

**********

 話、前後しますが、ハワイ(外国)で、英語のやり取りで印象に残ったことが2つ。

 ホテルで自転車を借りる時です。
 レセプション(案内サービスブース)で「自転車を借りたいです」と言う筆者です。自転車を「バイセコォール」と言いました。

 するとニコニコと何か書物を開いて紙に書き写し筆者に手渡す女性スタッフ。すぐに「これは違う」と察した筆者は、自転車に乗るボディランゲージとまた「バイセコォール」と言いました。 

 するとその女性スタッフ、「オー!バイ・サ・イ・ク・ル!」と言って、すぐに自転車のカギを筆者に渡し、「ずっと使ってていいですから、帰るときにここに返してね」ということに。金支払った記憶は無いですね。無料だったのか?

 2つ目。ワイキキビーチ際の商店街にいた時です。
 白人3人組のヤンキーっぽい(当時は「ヤンキー」なんて言葉ありませんが)、年のころ、筆者と同じくらい、10代後半、二十歳ぐらいが声をかけてきて、「○○買わないか?」と言う。「○○って何?」と筆者。

 「ビールみたいに気持ち良くなるものだよ」とそのヤンキー。『ああ、麻薬かなんかか・・』と思って、大声で「ドラックス(薬)!?」と筆者。
そのヤンキー、こりゃマズいわって表情をして、小さな声で「イェイ・・」と言ったね。

 「いらない」と断って3人組は去りましたが、近くにいた白人男性が筆者に「気を付けな」ってなことを言いました。
 それらは良く覚えてますよ。

 あとは、映画『館』が好きですから、映画館回って、映画見てましたね。見た映画は「大統領の陰謀」、「がんばれベアーズ」、「フリービーとビーン大乱戦」、「ミズーリ・ブレイク」です。日本と比べて席が大きいのが印象的でした。

 以上です。お目汚し致しました。

 このサイトの内容を無断転用することはできません。 Copyright(C) 2005-2022 minamishima All rights reserved