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■シンガポール・ゲイ旅行の勧め■
●シンガポールVol.2 ゲイ施設
Singapore
 

・シンガポールのゲイサウナについて


 下記のシンガポールのゲイサウナの記述は、筆者がシンガポールに初めて訪れた2002年のものを基本に加筆しています。その後さらにシンガポールを訪れ、追加情報もあり、2006年以降、状況が変わっていますので、実際にお出かけになる際は、各施設のウェブサイトなどを確認されることをお勧めします。



 ●シンガポールのゲイサウナ

 この数年で続々とできてきたシンガポールのゲイサウナ。2006年までに筆者が訪れたシンガポールのゲイサウナは6店です。6店とも陰湿な感じがせず、良いイメージ。入り口も堂々と表向き。ちょっとしたエステサロンに入っていくような感じです。どこも親切な対応で良い気分でした。入場料はそれぞれ日本円に換算して800円から2000円ほど(時間帯、曜日、初回などで異なる)。

《写真はライルア入り口》



おしゃれな全裸ルーフ

●ライルア RAIRUA

 シンガポールのゲイサウナの中で、筆者はこのライルアを結構気に入っています。大袈裟に聞こえるかもしれませんが、日本のハッテン場、海外のハッテン場、筆者が経験したあらゆるハッテン場の中でも、けっこう上位の面白さ。【2006年2月の情報でライルアは閉店したとの情報があります】

 お客さんは、中国系が7割、他アラブ系、マレー系といったところです。年齢層は10代とおぼしき人から50代ぐらいまで。また体型もいろいろ。鍛えた感じの人も多く見られました。

 ここが面白かった主な理由は、お客さんよりもここの造りとシステムです。あまりにも気に入ったので初日、2日目と2回訪れました。2日目の土曜夜10時頃で少なく見積もっても100人ぐらいお客さんが居ました。

 建物は4階建て。日本で言えば、いわゆる中型の事務所ビル、その全体をおしゃれなゲイサウナに改造した感じ。ジャグジー、ラウンジ、迷路、個室、スチーム、シャワー室とゲイサウナの基本的設備が全部揃っている。とくにルーフ(屋上)が面白い(別項)。土曜は全館全裸。入場料は初回メンバーカード作成料含めて1800円ほど(曜日や時間で若干変わる)。

住所:118 Neil Road(Tanjong Paga MRT
電話:6324 6256
営業時間:深夜2時までが基本、土曜は翌朝7時まで。

《写真上からライルア・サロン、ライルア・ジャグジー、ライルア・テラス》




淫乱なスチームサウナ

●ブルー・ヘブン Blue Heaven

 場所が同性愛に厳しいイスラム教の大きな寺院のすぐそばにあるのが、何か不思議な感じ。ここもなかなかいいところ、おしゃれな外観です。

 筆者が訪れた土曜の午後には若い人がたくさんいました。建物は3階立て。ワンフロアーがそれほど広くない(20畳×2ほど)ので、全体的に狭い感じはする。

 1階がジムと大きなジャグジー。2階がロッカーと迷路、個室。3階がスチームサウナ、シャワー、奧にダークルームという造り。名前のとおり、館内は青い色で統一されている。ここの特徴は迷路ふうの大きなスチームサウナでしょう。

 ここにいちばん人がいました。スチームの入り口で係員にバスタオルを渡し全裸で入室。ここのノリの良さは羽目を外してる。淫乱とはこのこと。

住所:2 Jln Pinang (Bugis MRT) 電話:6295-5668
営業時間:平日は夕5時から夜12時が基本、週末は昼3時から深夜3時が基本。 《写真・上、ブルー・ヘブン外観。右、ブルー・ヘブンがあるアラブストリート》




2階建てリニューアルで巻き返し!

●ワンセブン One Seven

 日本人旅行者の方の感想を聞くと、このワンセブンを気に入っている人が多いようです。

 「2001年オープンの『One Seven』は、夜中までイケメンで大にぎわい。体を鍛えている人やルックスも自分好みが多いので最高。ここに集まる人は、けっこうインランなセックスをする人が多いみたい」(『BZ』2001年7月号『海外ゲイ旅行のすすめ・アジア篇』行った人の感想より)。

 施設の造りは、ワンフロア。そこにラウンジ、ジム、スチーム、迷路、ダークルーム、シャワー、プールと揃っている。
 ドリンクを出すカウンターがあるプール脇のラウンジや、しっかりしたジムがあるので、ハッテン場というよりもサロンのイメージがあります。
 暗い迷路やスチームがやれるポイント。土曜の午後2時頃、3,40代を中心にすでに30人ほど訪れていました。帰り際、午後4時頃、20代前半の人たちが多く入ってきました。

【以下・2006年追記】
 2003年に似たようなコンセプトの別のゲイサウナ『towelclub』がオープンしたため、One Sevenは一時期大幅に客を取られ閑散としたが、館内を2階建てにリニューアル、イベントなども充実させ現在は賑わっているとの情報有り。One Sevenからは2006年2月時点、筆者のメールにイベントの案内が逐一送られてきています。

住所:17, Upper Circular Road(Raffles Place MRT)  
電話:65-6223 0017

基本営業時間:月-木・昼3時から夜12時、金・昼3時から翌朝8時、土・昼12時から翌朝8時、日・昼12時から夜12時。



《写真上から、One Sevenがあるストリート。写真左・06年度One Sevenチャイニーズニューイヤーの案内。One Seven入り口。写真上・One Seven内部、カフェとプール》


 

■シンガポール・エピソード2
屋上ですっぽんぽん。

 シンガポールのゲイサウナ、それぞれ特徴があり楽しめました。とくにライルアの屋上と全裸デー。初日に訪れたときのシステムは、3階まではバスタオルのみを着用。べつに必ず着用というわけではありませんが、明るいところも多いので、皆さんそうしてます。

 4階のルーフに上がるときは、ルーフの入り口で係りの人に自分のロッカー番号を告げて、バスタオルを預けます。そしてすっぽんぽんになって薄暗いルーフへ。ルーフはロウソクの炎でムードたっぷりに演出されています。ローションが置いてある楽しめるスペースや、イスがあってドリンクを飲むところもある。出るときはまた係りの人に番号を告げてバスタオルを受け取るというシステム。その手間がかかるので、一度ここに入ったら、ある程度の時間、お客さんが滞留することになります。

 皆さんここで楽しもうという気運がありました。勃起して歩いたり、すれ違いざま互いに軽くチンコいじったり。屋上で屋根がない開放感も相まって、露出的面白さもあります。10人ぐらいが寄り合って、軽い相互オナニーという状況もありました。タイプを探すというよりも、淫乱な状況を楽しもうという雰囲気です。ここ最高に面白いですワ。

 あまりに気に入ったので、次の日もライルアに行きました。この日は土曜だったため、全裸デーです(後で知った)。ロッカーで服を脱いで、そのまま何も着けず(小さいタオルもなし)に館内闊歩。この全裸ってのは広い館内全て全裸だから、日本のボックス系ハッテン場の全裸とはちょっと趣が違います。明るめの階段も全裸だし、広いサロンも全裸。それだけでとっても淫乱な気分。

 2階の真っ暗な部屋には人でいっぱい。満員電車のような状況。それで全裸ですから、手が人のチンコに当たる。当然、相互です。もうチンコチンコチンコ。みんな勃ってるので、タイプかどうかも分からないまま数回シコり合い、次のチンコへ。そんなことしながら奥へと進む。チンコ三昧とはこのこと。皆さん、病気に気を付けているのでしょう。また、射精してしまってはつまらないので、出すまではシコりません。適度な気持ち良さを楽しむ感じ。これもイイ。

【2006年2月の情報でライルアは閉店したとの情報があります。ライルアのウェブサイトはライルアの名前でギャラリーになっています。閉店したとしても再オープンの可能性はあると思われます。ライルアに限らず、全裸で店内を廻る施設は他にもありますので同様にシンガポールは楽しめると思います。記・南島】

 筆者のシンガポールは、数泊のみの2回の訪問ですので、あまり知ったようなことは言えませんが、その短い滞在の中でもシンガポールの人たちが、楽しく淫乱なエッチを満喫しようという空気がヒシヒシと感じられました。この空気、気運というのは、濃厚なセックスをするということではありません。楽しもうとする気持ちです。これはイイ傾向です。シンガポールは今一番熱いと筆者は思っています。

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